一般社団法人 山口県作業療法士会

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第35回山口県作業療法学会 終了のご報告と御礼

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秋冷の候、皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、令和6年10月20日、周南市にて開催した第35回山口県作業療法学会におきましては、皆様の温かいご支援とご協力を賜り、約150名のご参加をいただき、盛況のうちに無事に終了することができました。
 本学会のテーマは「臨床における思考プロセスの深化 ~作業は生きる栄養素~」としました。吉備国際大学の寺岡睦先生をお招きし、OBP2.0という理論の理解や、OCP、OFP、OBPという概念から⾃分たちがしている実践は何であるか(何でないか)を整理することで、参加者の臨床思考を深化させる一助となったのではないかと思います。
 シンポジウムでは県内の地域で活躍されている作業療法士3名にご登壇いただき、教育、行政、病院という立場から地域で活動していくために、どのように思考を展開してきたかを熱く語っていただきました。
また、今回は精神領域、発達領域において、臨床での迷いを解決する手段や、アプローチの幅を広げられるようなワークショップを開催し、学生を含む多くの参加者が思考を深めることができたと思います。
演題発表におきましても一般演題14題、ポスター発表5題の発表がありました。演題発表者の皆様が培ってきた知識や経験を持ち寄り、参加者と共に相互に刺激し合い、議論を深められたと思います。
本学会で得られた学びや交流が、皆様の「思考プロセスを深化」させ、対象者に「作業は栄養素」だと思われるような実践に繋がると確信しております。
これもひとえに、ご参加いただいた皆様、並びにご協力いただいた実行委員、運営スタッフ、その他関係各位のご尽力のおかげです。
末筆ながら、皆様のますますのご健勝とご発展をお祈り申し上げ、御礼とご報告に代えさせていただきます。

                                                                     第35回山口県作業療法学会 
                                                                        学会長 御書正宏

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