一般社団法人 山口県作業療法士会

会長挨拶

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画像:会長近影
会長 木下大介

皆さんこんにちは。一般社団法人山口県作業療法士会のホームページへようこそ。会長を務めます木下大介です。

作業療法士は、昭和40年に制定された「理学療法士及び作業療法士法」により、国家資格を持つリハビリテーション専門職として誕生しました。全国には約109,000名、山口県内には約1000名(令和5年6月現在)の作業療法士が日々良質のリハビリテーションを提供するため研鑽しています。

作業療法士は、心に障害のある人、身体に障害のある人に対して、その人の生きがいや価値観に焦点をあてながら機能の回復、能力の改善、主体的な生活の獲得を作業活動を用いて、治療・訓練・援助を行います。対象となる人はこどもから高齢者まで幅広く、また医療機関だけではなく福祉分野や行政の場等様々な場においても実施されています。

山口県作業療法士会は昭和58年に発足し、その社会的使命、役割をより強化するため平成4年に社団法人化を果たしました。公益法人制度改革(平成20年12月1日施行)を受けて、平成23年4月1日に一般社団法人山口県作業療法士会として新たにスタートしました。

地域包括ケアシステムの構築が深化し地域共生社会へ向かっています。多くの分野の職種や地域の方と連携・協力しながら、作業療法は「作業を通して人を健康や幸福になる」という基本理念の下、介護予防や地域づくりにも参画し、住み慣れた場所で、どの世代もその人らしい生活が送れるよう変化に柔軟に対応し、最良の治療・訓練・支援が提供できるよう取り組んでいこうと思いますので、皆様のご支援、ご協力よろしくお願いいたします。